2007-03-17 (Sat)
韓国紀行 Vol.2
3泊4日と言っても実質は2日間しかフルにいられない。時間は無駄にできないね。ということで、8:30amにホテルを出発。
まずは近くのお粥屋さんで朝食を摂った。前回来たときは、最もポピュラーな“あわび粥”を食べたので、今朝は“貝柱粥”にしてみた。僕は昔からお粥ってどうも苦手で敬遠していたのだけれど、あわび粥以来、抵抗なく食べられるようになった。ダシの利いた韓国のお粥は本当に美味しい。
その後、銀行に両替に行こうとしたんだけど、土曜日はお休み。仕方なく引き返して、キョンボックン(景福宮)という李氏朝鮮時代の王宮を見学しに行った。1日数回、各国語のガイドさんに付いて回るシステムになっているのだそうで、10:30amから日本語ガイドの回。チョロッと見る程度の簡単なものかと思ったら、とんでもない。何と1時間20分のコース。昨夜あまり寝ていないので、眠いわ歩かされるわでもうヘトヘト。朝鮮の歴史をいっぱい説明してくれたのに、ひとつも頭に入らず、ただ疲れた。
昼食はサムゲタン(参鶏湯)。キョンボックンから歩いて程ない場所にある“土俗村蔘鷄湯”というお店で、前回来たときにガイドさんに薦められて、ぜひ行きたかった所。広くて雰囲気の良いお店だったが、お客は地元客も多くて満員。グッツグツに煮えたぎったサムゲタンはちょー美味そう。スープを一口。やや薄味? とは思ったものの、ものすごくコクがあって、さすがに日本で食べたのとは違うよ。鶏肉はトロトロになっていて、味噌や塩をつけながら食べるからちょっと薄味だったらしい。感動だった。
食後にミョンドン(明洞)で両替をし(空港より少しレートが良いらしい)、みんなと解散して自由行動。一人で地下鉄に乗り、イテウォン(梨泰院)に行った。ソウルの地下鉄は治安も良いし安全。乗り換えが若干わかりづらかったけど、案外スムーズに辿り着けた。街をブラブラしたり、マッサージを受けたり。マッサージはちょっと痛かった。日本語が通じないので、「くっ」と声を出してみたけど弱くはならなかった。
夕食はミョンドンにある“シゴルパプサン”という韓定食の店。今まで韓国での夕食は焼肉しか食ってこなかったのだけれど、韓国通の人の紹介で初挑戦した。ズラリと並べられたおかずの数々は壮観だし、肉は使われておらず、とってもヘルシー。しかも安い! 7人でビール2本入れて52,000ウォン。1人1,000円掛かってないんだよ。お腹も満足。
ミョンドンからの帰り道の出来事。すれ違う車から運転手の男の子が顔を出し、突然僕に道を尋ねてきた(おそらく)。僕は「わかんねえよ」と言って、そのまま走り去ったんだけど、考えてみたらちょっと驚き。前回の訪韓では、街を歩けば必ず日本人と認識され「完璧なニセモノあるよ」とか声を掛けられていたのに、僕は今、韓国人だと思われたわけだ。街に馴染んでたってことかな?