2007-03-06 (Tue)
嫌いなやつに嫌われたくない?
「寒冷前線が通り過ぎた後は、気温が下がる」と、学校の授業で習った気がするが、今夕はそれがすごく実感できた。春のように暖かかった昼間から一転、雷鳴とともに豪雨。そして外に出てみると、さっきまでの暖かさが嘘のようにひんやりした空気に変わっていた。寒冷前線が通過するって天気予報で言ってたからね。
こないだ、例のあの子に久々に世間話を振ってみた。“国際線への100ミリ以上の水分の持ち込み禁止”とかそんな話題を。何ヶ月ぶりだろう、普通に話をしたのは。ちょうど自分も煮詰まってたし、誰でもいいから話し相手が欲しかったので、何となく妥協してみた。
そのときは穏やかな口調で優しく話したので、それがどうやら僕が彼女に歩み寄ったと勘違いされたらしい。ここ数日、妙に馴れ馴れしい。別に嫌いじゃなくなったわけではないのだけれど・・・。
とあるサイトに、“嫌いな人にまで嫌われたくない”ということが書いてあった。
嫌われるという感情は、否定的とは言え、その人の意識の中にあるということ。それすらイヤだと言うのだ。良くも悪くも、とにかく嫌いな相手に、“自分”という存在を一切気に掛けて欲しくない。そういうことらしい。
わかるような気がする。
でも僕は、むしろ“嫌いな人にも好かれたい”とか考える矮小なヤツなのです。だったら、他人のことも嫌いになるなって話だけど、嫌いなものは嫌い。とどのつまりは虫が良いのだ。