2006-08-14 (Mon)
停電の朝
朝、シャワーを浴びて、さて出掛けようかと思った矢先、テレビや冷房が突如切れました。「あれっ、ブレイカーが落ちたかな」と確認したけど、落ちていません。
・・・・・まさか停電?
たぶんこの界隈がちょこっと停電になったんだろうと、すでに出勤する支度が済んでいた僕は、それほど大事とも思わずに家を出ました(7:45am)。そうしたら、信号機が消えているじゃありませんか! 交差点では車が徐行しながら進んでいます。
ちょっと興奮しながら、さらに歩くと、コンビニエンス・ストアが真っ暗で、店員さんも途方に暮れていました。
桜新町駅に着くと田園都市線が止まっていました。
僕はてっきり電車は動いているだろうと安易に考えていたんですが、甘かった。結構大規模な停電らしい。駅員さんが事情を説明しながら振替乗車券を配っています。とりあえずもらってみましたが、溝の口に向かうバス路線もないし、何となく職場に向かって歩き出しました。途中、信号機が点灯(8:10am)。暑い中歩くこと15分、用賀駅に到着しました。けれどまだ電車は動いていません。仕方なく唯一営業していたファーストキッチンに入って優雅に朝飯を摂り、さらに20分。何気なくホームに降りると、突然発車ベルが鳴り、電車が動き始めました(8:40am)。なんてタイミングが良いんだろう!
冷蔵庫のアイスが溶けると嫌だなと思い、わざわざ会社に持ってきたんだけど、暑い中持ち歩いていたから、かえって溶けちゃったかも。とにかく僕は汗びっしょり。
東京電力の送電事故だったらしいですが、それにしても本格的な停電なんて、ちょっと記憶にないなぁ。不謹慎ながらワクワクしちゃいましたよ。
どれほどの影響があったのかはわかりませんが、ほんのわずか電気が使えないだけで都会は大混乱になるんですね。有り難みがわかる良い機会だったかも知れません。