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水道橋にある「焼肉 京城」という店に連れて行ってもらいました。何しろ事前情報で、松阪牛・近江牛を常時使用してるお店だって言うもんだから、僕は気合いを入れて、この日のために数日前から肉を口にしませんでしたよ。

ここの人気メニューである“上カルビ”と“上巻ロース”、そして“骨付きカルビ”は、予約をするときに前以て取り置きしてもらわないと、売り切れになってしまうのだそうです。
僕は焼肉屋に行っても滅多に白飯を食わないのだけれど、今日はとにかく肉の旨さを堪能したいと思い、それにはやっぱり白飯だろうと、最初に注文。
で、いよいよ最高級のお肉が登場！ 店員が「生でも食べられますよ」と言うので、まるでしゃぶしゃぶのように鉄板の上で軽〜く炙っただけで“上巻ロース”をいただいてみました。

ヤ・バ・い♥

若者が美味しいものを口にしたときにこう言いますが、僕もそう言ってしまいましたよ。これはヤバい･･･。
「これはまさにお肉のチョモランマやーー」とか何とか彦麻呂みたいなことでも言えれば良かったのかも知れませんが、そんな無駄なことは言いたくなくなるほど、その瞬間の幸せとお肉を噛みしめずにはいられません。
こんなロースは食べたことがない。脂が甘い。そもそもロースって比較的脂が少ないんじゃないのか？ このサシ、ヤバすぎでしょ。

カルビもレバーも生でいただきました。
あまりの旨さに感動しながら、しばらくすると、こんな贅沢をしている自分が申し訳なくなってきました。僕の大好きな人たちに食べさせてやりたいと心から思いましたね。とりあえず予算的にも、飛び上がるほどの金額ではなかったので、誰か連れてまた来たいと思います。