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2006-06-11 (Sun)

誰かの役に立つということ

人間が生まれてきたのに何か理由付けをするとすれば、誰かの役に立つこと――これに尽きるのだと思います。

地球の裏側の、水もないような貧しい国で生まれた子供だって、きっと誰かの喜びとなり、幸せをもたらし、それがたとえ一瞬だったとしても、生まれてきたことに確かに理由があるんです。
誰かの役に立つことが生まれてきた理由だとすれば、一人でも多くの人の役に立ちたいと願うのは必然。そのために日々生活し、努力をしている。
もし自分のしていることが、誰の役にも立っていないと感じることがあったなら、何の快楽も達成感もなくなり、ただ虚無感だけが支配することでしょう。
ふと立ち止まって、「もしかしたら自分は、世の中の何の役にも立っていないんじゃないか」と不安になるのは、悪いことじゃありません。些細なことでいい。意味を見つけませんか?

誰かの役に立ちたいという欲求が、今日も僕を生かしてくれているのです。

 

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