2001-09-12 (Wed)
同時多発テロ
「ニュースを聞いて、浜松町かと思っちゃったよ」
これは、職場の同僚の軽口でした。僕はいつものように職場に来ていて、蒲田の街には普段どおりに人並みが行き交います。
冗談が言えるのも、こうしてここにいられるのも平和だからなのですね。
昨夜、帰宅してテレビをつけると、まるで映画のワン・シーンのような世界貿易センタービルの崩壊の瞬間。航空機があのビルに突っ込んだんですよ？！ 目を疑るとかいう次元じゃありません。にわかには何が起こっているのか認識できなかったですよ。
信じられない事態になっているのです。海の向こうのアメリカで。
果たして、何人が犠牲になったのだろう。あまりの衝撃に、ただ絶句するのみです。
たくさんの悲しみと憎しみが生まれてしまった。命は尊い。何ものにも代えられない。そんな尊い何千もの命を奪い、自らの命をも絶って、それでも訴えたかったこととは何か？ 何を望んでそんなことをしたのか。ほかに方法はなかったのか。
憎しみは、また新たな憎しみを生むだけ。
殺し合いなどしてはいけない。決してしてはいけないんだ！
Nothing is settled by the violence and the destruction. I pray the victims' souls may rest in peace.