2001-01-25 (Thu)
屁をこける関係
“おなら”とは、「ぷっ」と鳴るから“おなら”って言うんですね。
「鳴ら(す)」に接頭語の「お」がついてできた言葉なんですって。知らなかったぁ。
ずっと、すかしっ屁でも「おならしちゃった」って言っていましたよ。
西洋のマナーでは、“げっぷ”のほうが“おなら”より恥ずかしいものとされているらしいですが、
どっちもガス(ほとんど空気)なのに、お尻から出るものより口から出るほうがNGだなんてね。日本人の感覚では、ちょっと理解できません。
まあ、臆面もなく“げっぷ”をするヤツはたしかに品がないですけど、日本では圧倒的に食事中に“おなら”するほうが不作法じゃないでしょうか。
“おなら”と言うと、昔から恥ずかしいものの代表のように小話とかにも出てくるし、とくに女性は「人前ではするなんて、あり得ない」と考えている人も多いはず。
ですが、僕は自分の前で屁をこかれるのは、まんざらでもありません。
・・・・・あ、こう書くと語弊がありますね。
臭いのはもちろんイヤですけど、要は「自分に心を許してくれてる」と思えるんですよ。警戒されてないって言うか。
たとえば付き合い出したばかりの彼女が、ある日僕の前で「ぷっ」なんて可愛い音で“おなら”をしてくれたら、二人の距離がより縮まった気がするじゃないですか。
あんまりブーブーと無遠慮なのはどうかと思いますけど、「ごめん、今聞こえた?」なんて恥ずかしそうに言われたら、もうギューーですよ。
・・・・・なんかまだ語弊がありますか。
そういう趣味ってわけじゃないからね、念のため。
ちなみに「屁をひった より気の毒は おならなり」という川柳があるそうですよ。