2001-01-10 (Wed)
豚肉入れたのか!?ぶひぶひーっ
「風邪はひきはじめが肝心」と、昨夜は薬を飲んで寝ました。そうしたら、今日は一日中眠くって眠くって、ほんと参りました。あまりの眠気に、午後30分だけ休ませてもらおうと休養室のマッサージチェアに腰掛けて、ハッと気がついたら1時間近くも眠ってしまってましたよ。
ひえ〜〜〜っっっ。怒られはしなかったですけど、焦った焦った。
「インドネシア味の素が、国内の大多数を占めるイスラム教徒が口にすることを禁じられている豚肉を、インドネシアで広く流通している“AJI-NO-MOTO”の製造過程で使用していた」というニュース。逮捕者まで出てしまい、大変な騒ぎになっています。
イスラム教と言うと、僕ら日本人にはなかなか馴染みがないので、どうにも理解しづらいきらいがあるのは確かです。
ここで一つ押さえておかなきゃいけないのが、イスラム教徒の人たちにとって、豚というのは“不浄の生き物”だということ。
豚は論外ですが、ほかの動物の肉でも、屠殺の時に祈りの言葉を捧げなければいけないそうです。アラーの名が唱えられ、食べることを許された肉を“ハラール”と言い、肉を使用した食品であれば、須くこのハラールが済んでいる証であるハラール・マークが付いています。
今回、味の素インドネシアは、ハラール委員会の査察を受けた際に、「製造過程で豚が一部使用されている」と指摘されたということです。
このニュースを聞いて思ったこと。
味の素側は、最終的に製品として豚の成分は何も入っていないと言っているけれど、製造過程で使われたというのは、僕らにとって見れば、製造過程でウ◯コを使いましたって言ってるのと同じじゃないのかな、と。イスラムの人たちにとっての豚ってのは、そのくらい汚いと思っているわけでしょ? だって不浄の生き物ですよ? 実際に使用していたか、していないかは別として、多分にデリケートさに欠けていた面もあるんじゃないですか?
ただ、どうなんだろう・・・。もしかしたら、経済的に侵略しすぎた日本に対する、ある種のバッシングじゃないかとも思うのですが。