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フォエバー・フレンズ

Beaches

1988 / アメリカ
監督
Garry Marshall
出演
Bette Midler
Barbara Hershey
John Heard
Spalding Gray
Lainie Kazan
Mayim Bialik
Marcie Leeds

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ベット・ミドラーのために作られたような作品。気合い十分だった。

はじまりは1957年、アトランティック・シティの浜辺。金持ちのお嬢さんヒラリーが迷子になっていると、タバコを吹かしたCC・ブルームに出会う。二人はすぐに意気投合し、必ず手紙を出すと誓い合って別れる。

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それから10年、CC(ベット・ミドラー)とヒラリー(バーバラ・ハーシー)は久々の再会を果たし、二人で暮らすことになる。しばらくしてヒラリーの父親が倒れ、家に帰ることになり、お互い結婚をして違う道を歩み出す。CCは舞台女優としていったんは成功するが、落ち目になり夫とも離婚。ヒラリーは妊娠したが、夫の浮気現場を目撃してしまい、シングルマザーとなる。ところがヒラリーは難病に冒されてしまう。その後カムバックを果たしたCCだったが、仕事をキャンセルし浜辺の別荘で付きっ切りで看病をするのだった――

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テーマは女の友情。大人になり別々の道を行く二人が、互いを嫉妬して激しく罵倒するやりとり、仲違いした二人がどうやって仲直りするのかなど、興味深く見させてもらったが、ま、こんなもんでしょ。「自分をさらけ出してこそ真の友情よ」みたいな。でも、ミドラー&ハーシーが演じるとそれが結構素敵に見えちゃうところがミソ。ミドラーは製作にも関わっていて、おいしいところをさらって行く。歌にも気合いが漲っていたが、僕は子役のメイム・ビアリクがオーディションで歌うシーンにいちばん圧倒された。それとミドラーにそっくりなのにもびっくり。

めちゃくちゃ泣かせるって映画ではなかったけれど、親友って良いよなぁって思うし、女性が見たらもっと思い入れがあるのかも。それにしてもこの邦題よ。原題をただカタカナにするのも能はないが、それよりさらに酷い。

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