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2013-09-13 (Fri)

意外と中居くん

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《劇場版 ATARU》の公開を明日に控え、ここのところSMAPの中居正広をやたら見る気がします。それでなくてもレギュラー番組もたくさん持っているのに、「ぴったんこカンカン」にゲストで出たりして。どんだけテレビに出てんだよ。

最近、ちょいちょい彼のちょっと良い話がネットに上がってるのもよく見かけます。
好感度アップのためにジャニーズ事務所が無理矢理リークしているのかも知れませんが、今日も「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」という番組内で、女性タレントから結婚について相談を受けた時の真摯な態度が素晴らしいという記事が載っていました。

素顔の中居くんがどういう人なのか知る由もありませんが、あるエピソードを聞いた時に、それまでどうとも思っていなかった彼への見方が変わりました。
それは、NHK「紅白歌合戦」のマニアだという寺坂直毅さんという放送作家の方が「安住紳一郎の日曜天国」に出演された時に紹介したエピソード。

寺坂さんが「紅白司会者の中では中居正広さんがいちばん」と挙げてらしたのが、僕はまず意外だったのですが、中でも2007年の紅白でのエピソードは印象的。
その年、紅組から出場した中村中。大ヒット曲『友達の詩』を歌う前に、性同一性障害である彼女を紹介するビデオが流れる予定だったのですが、この時、番組は2分半時間が押していたそうで、スタッフはやむなくそのビデオ部分をカットして、すぐに歌に行くように指示をしていました。ところが中居くんはこれを断固拒否し、何としてでも中村中の紹介ビデオを流させたのだそうです。そのほうが番組のために良いから、と。

これは審査委員を勤めた脳科学者の茂木健一郎氏がブログで明かした裏話なのですが、この話を寺坂さんがラジオでするまで、もちろん僕などは知るはずもなく、以来、中居くんをプロ意識の高い人だと好意的に見るようになったのでした。

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