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2013-07-25 (Thu)

目のやり場

夏だからでしょうか、都会だからでしょうか。
胸元がグワッと開いて、谷間をえらく強調した人が電車の目の前に座っていて、もうね、それは「見るな」と言うほうが無理ってもんで、むしろ「見て」と思ってそういう服を着てるんでしょってことで、ガン見して柔らかさを頭の中で思い描いて、それをおかずに白飯何杯でもイケるぜ!とか思うのですが、さすがにジッと見るのは気が引ける小心者の僕です。

て言うかね、目のやり場に困るわけですよ。
明らかに「見てもらいたい」と思ってる人と、明らかに「見たい」と思っている人がいて、それぞれの思惑は一致しているのに、意識してそっちを見ないようにしているってのは不自然で、よしんばその女性に「何見てんのよ!」と思われるよりも、周りの人たちに「あいつ、見ないようにしてるつもりみたいだけど、チラ見しすぎ」と思われるほうが恥ずかしいっつーの。

目のやり場に困るって言えば、男にもいますよね。マッチョの乳首浮き。
大胸筋をモッリモリに鍛えた人って、どうしたって乳首が浮くじゃないですか。またそういう人に限って、タンクトップとかTシャツ1枚とかで着ていて、たしかにそれが似合うんですけど、あの乳首だけはどうにも・・・。
今朝もこれから出勤と思われるマッチョ・サラリーマンが、生地が薄めの白いポロシャツを着ていて、ハッキリと透けてるんですよ、黒々とした乳首が。
僕、ビックリしちゃって。その破廉恥な状態で仕事するのか、と。職場には女性社員もいるだろうし、それこそ目のやり場に困らないかなって。

まあ、立派な大胸筋もFカップボインも、言わば芸術品ですから、それを手にしている人ならば世間に披露したいという気持ちもわからなくはないですが、節度とTPOをわきまえないといけませんね。目のやり場、本当に困るんですから。

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