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2013-03-19 (Tue)

元上司を囲んで

目黒に転勤して半年間、昨年9月まで大嫌いな庶務の仕事をしていたわけですが、あまりストレスなくやってこられたのは、ひとえに「上司が善い人だったから」――これに尽きます。

仕事は熟知していて、部下たちにも大ボスにも頼りにされるブレインなのに、どんな雑用でも嫌がらずに率先してやるので、「ボスがやっているのだから」というのが原動力となり、僕自身も腐らずに雑用をこなせたところがありました。
「嫌いだ、嫌いだ」と言いながら仕事をしているこんな僕でも、信頼して仕事を任せてくれていたし、でも上司として締めるところはピシッと締めてくれる頼もしい存在。
何よりも、気さくでいつも楽しい雰囲気作りをしてくれたおかげが大きいかなぁ。

そんな元上司が、この4月に転勤することが決まり、前々からお酒の席に誘っていたのですが、ようやく今宵実現。元上司、隣の席に座っていた同僚の女性、僕の前任の女性、大ボス、そして僕の5人で中目黒の「鳥元」に行きました。
僕が初めて中目黒でその元上司に連れて行ってもらったのもここ。

ずいぶんと長く利用しているようで、元上司は完全に顔パス。
さらには、隣の席で仕事をしていた元部下の女性も顔を覚えられていて、前回来た時に飲み放題のメニューになかった“レッド・アイ”というビールをトマトジュースで割ったカクテルを無理言って作ってもらったのですが、今夜も「こっそりレッド・アイにしますか?」と、粋な計らいをしてくれました。こういう柔軟な応対が素敵だよね。

大ボスは昼間、新しく雇う人の面接に来たアキバ系がよっぽどインパクトがあったみたいで、「全然目が合わないんだよ」とか「汗かいてたから『暑いですか』って聞いたら、『いいえ』だって。嘘つけー」と、面白おかしく語っていました。
一方、前任の女性は、酒の席を初めて一緒したのだけれど、溜まっていた愚痴を吐き出しつつ、梅酒のロックを「酎ハイグラスでくれたらいいのに」とくだを巻きながら飲んでいましたよ。めっちゃ酒豪でした。

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