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2013-06-19 (Wed)

自分の声が好きじゃない

いやぁ、どんよりしてるのに暑いですねぇ。
昨日なんて、昼に表に出たら空気の重いこと重いこと。押し潰されるかと思いましたよ。いや、押し潰されたりはしませんね。過剰表現もいい加減にしないと胡散臭い。
東京の最高気温は今年初めての真夏日(30.2℃)で、西日本などでは猛暑日(35℃以上)も続出しているとか。
湿度が高いこの時期は、熱中症にかかる危険がいっそう高いらしいですから、無理をせず涼しい場所で、水分を多めに摂るように心掛ける必要があるそうです。


昨夜のInterFM「KUMA POWER HOUR」という宇多田ヒカルのラジオを、出勤の時に聴いていて印象に残ったのが、「自分の声が好きじゃなかった」と話していたこと。変わった声をしていると周囲に言われ、コンプレックスだったそうです。

僕もね、自分の声が本当に好きじゃないんですよ。
録音された自分の声を聞いたりすると、「もっと抜けの良い男前な声なら良かったのに」と、ガチで落ち込みます。
音域も低くて、カラオケに行っても「あと3音くらい高い音が出れば、もっといろんな歌が歌えるのに」と、我が声の低さを憂えたりすることもあります。

それでも歌うことは好きだし、「もっと良い声だったら」という感情を持ちつつも、それを自分の個性として受け入れ、他人に認められたいと思っている。
だから、自分では嫌いだけれど、一方でその声を褒められると何よりも嬉しいんですよ

だから彼女がこう言ったのが、理解できるような気がしてね。
たぶん、本当のコンプレックスだったら、人前でそれを披露しなければいけない「歌手」という職業を選ぶわけがないので、そうは言っても心底嫌いだったわけではないはず。
だって僕なら、もしラジオから自分の声が流れてきたら、きっと恥ずかしくて生きていられないと思うもの。

 

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