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2012-09-01 (Sat)

夏の事件簿

午前中は二日酔いが酷く、雨も降っていたのでウダウダと過ごし、午後になってジョギングに出掛けました。
普段は家から駒沢公園まで走って行くのですが、まだあまり調子も良くなかったので、今日は自転車で向かいました。時よりパラパラと小雨が舞う中、ジョギングコースを2周して自転車に戻ってみると――

自転車の鍵がない!

ウェストポーチやポケットをくまなく探し、諦めきれずにもう1周走って、それでも見つからない・・・。落とし物を受け付けているサービスセンターに行ってみるも届いておらず。
二日酔いでボーッとしていたので、もしかしたら鍵を挿しっ放しにしてしまい、誰かがいたずらして持って行っちゃったのかも。

困り果てて、でも自転車をそのまま置いて行って誰かに持ち去られても嫌だし、仕方なく鍵が掛かったまま後輪を持ち上げて、ヨロヨロと運び始めました。
すると駒沢公園の入口近くにサイクリングショップがあるじゃないですか。店員さんに事情を説明すると「自転車屋で鍵を壊したりすることは、盗難とかの恐れもあるからできないんです」と。そりゃそうだ。「警察にご相談なさったら」と言われ、携帯電話も持っていなかったので、ショップの前に自転車を置かせてもらって、いったん家に帰りました。

警察に電話をすると「警察でも鍵は壊せません。自分でやる分には大丈夫でしょう」とのこと。「怪しまれませんか?」と聞くと「身分証明書を持っていれば、何か聞かれても事情を言えば」と仰るので、とりあえずドライバーセットを持って、再びサイクリングショップに戻りました。

僕、実はドライバーくらいあれば簡単に壊せると思ってたんです。そんなわけないですよね。輪っかになった自転車の鍵は、何をどうしても外せるものではありません。
そこでまたサイクリングショップに相談すると「組み立てることはあっても、壊すことはしませんからね」と。 ・・・ごもっとも。
仕方なく、1.5kmの道程を後輪を持ち上げて歩き始めました。重いんだなぁ。

歩きながら、ふとあることがひらめきました。「この先にハーレーの店がある。そこに金属カッターがあるんじゃないだろうか」
いつもは絶対に用事のないハーレーダビッドソンの店。ちょっと強面の、タトゥーとかしてそうなおにいさんが出て来ました。事情を説明して「金属を切る道具とかありませんか?」と聞くと「切るだけでいいんならできますよ」と言ってくれるじゃないですか!
ああ、地獄で仏とはこのこと!
電動の素人がやたらと触ってはいけない感じの金属カッターが登場し、おにいさんに「ここを押さえててもらえます?」と指示され、鍵の部品を押さえていたんですが、火の粉が飛び散るもんだから、めっちゃ腰が引けてしまって。片やおにいさんは鮮やかに機械を操っています。なんか僕、ものすごく格好悪かったなぁ。

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ものの2分くらいで、見事に切断してくれましたよ。
できることならおにいさんにハグしたいくらい嬉しかったのですが、まずは某かお支払いをと思い、財布を取り出そうとすると「あ、いいですよ」と。「でも、鍵の110番みたいなところに頼むと出張代だけで8,000円くらいは掛かるらしいので」と言うと、おにいさん、格好良かったなぁ。「困ってるときはお互い様ですから」だって。「その代わり、いつかバイクを買いに来てください。それでいいです」なんて、はにかみ笑いで言うんですよ。惚れるっつーの!

今の世の中、大抵のことはお金で解決できるし、今回だって鍵の110番で相当の金額を払えば、どうってことのない出来事だったのかも知れません。
でもだからこそ、こんなに人の親切が心に染みたことはありません。
僕、決めました。困った人に手を差し延べられる人間になろう。

2012-09-02 (Sun)

祝っていただきました

昨日は実家に帰る予定だったんですが、夏の大事件で遅くなってしまったので諦めました。そこに後輩Y.Mくんから「これから渋谷で飲みませんか」とのメール。休みの土曜日に突然誘われても、滅多に行けるもんじゃないのに、昨日に限ってまさにグッド・タイミング!

渋谷にある中華・台湾料理「華園」という店で、渋谷に勤務していた頃はわりと利用していたのですが、転勤してからはとんとご無沙汰。4〜5年ぶりかなぁ。
でも店のママは僕を憶えていてくれましたよ。「あら、久しぶり」(←台湾訛り)

Y.Mくん夫妻だけかと思ったら、休日に5人も集まっていました。
自分はみんなより1時間ほど遅れて飲み始めたのですが、合流してすぐに紹興酒がボトルで出て来ました。僕は紹興酒が苦手なので付き合わなかったけれど、アルコール度数が16.5度とか意外と高いんですね。それを酒豪I.K姐さんたちがグビグビ飲んじゃって、ボトルがなんと2本空いてしまうという・・・。姐さん、ベロンベロン。

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2軒目はカラオケ

今月に誕生日のM.Hちゃんが、ハニトーがもらえるという優待券を持っていて、店員さんが張り切って「お誕生日おめでとうございまーす!」と運んできたので、僕は冗談のつもりで「ありがとうございます。40歳になりまーす」と叫んだら、プレートにチョコレートで僕の名前が書いてあるじゃないですか! てっきりM.Hちゃんのためだと思っていたので、とんだ赤っ恥ですよ。
みんな、ありがとう。でも僕はまだ39歳だからねっ!

2012-09-03 (Mon)

女々しくて

おとといのカラオケにて、M.Kくんが張り切って歌っていたのがゴールデンボンバーとかいうヴィジュアル系エアーバンド(?)の『女々しくて』という曲。
・・・僕、全然知らなくてね。みんなはパラパラ(←懐かしい)みたいな振り付けで楽しそうに踊っているのだけれど、まったくなんのこっちゃ?ですよ。
PVが面白いですよ」と言われ、先ほど動画サイトでチェックしました。なんと3年も前の曲(2009年リリース)なんですね。こんなのヒットしたんですか?!
いや、ヒットしたんでしょうよ。だってさっき「HEY! HEY! HEY!」を見ていたら、AKBからHKTに飛ばされた女の子が『女々しくて』を“聴くと元気が出る名曲”だと推していましたから。

『女々しくて』のPVの冒頭で、若い男が女に捨てられるシーンが出てくるんですが、これとほぼ同じ光景に、おととい駒沢公園で遭遇しましたよ。
そう、チャリンコの鍵を失くし、途方に暮れているすぐ横で。

「俺だってこの一年、おまえのために頑張ってきたんだからな!」
「だから話したくなかったんだよぉ。絶対に喧嘩になるからぁ(メソメソ)」

どうやら僕が遭遇したのは、女性が捨てられる側のようでした。泣きながら何か大声で喚いているんですけど、泣き過ぎて何を言っているか全然わからないの。
僕はそれどころじゃなかったのに、意識はそっちに持って行かれちゃってね。鍵を探す手も止まっちゃいますよ。
すごいドラマ気取りの大袈裟口調で、近くにいた親子連れとかも唖然。面白かったです。

2012-09-04 (Tue)

一点の曇りなき人生

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毎日暑いですけど、着実に秋に近づいていると直に感じるのは、日没の時間が早くなっていること。あと、日射しも少しだけ和らいできていますかね。気持ちですけどね。

通勤の行き帰りは、Tシャツ1枚で自転車を漕いでいて(職場には着替え持参)、夏の初めは、職場に着いて30分近く汗が引かず、アイスタイプのボディペーパーで体中念入りに拭いたりしていましたが、この頃はようやく汗のかき方も控え目になってきましたよ。


Facebookって本名で登録しなきゃいけないじゃないですか。いけないんですか? よくわかりませんが。
小学校の時に友達だったヤツの名前がふと浮かんで、検索したらヒットしました。中学も一緒だったので、最後に顔を見たのは25年くらい前だと思うんですが、はっきりとそいつだって確信できたんですよ。面影があるって言うか。我ながらよく覚えていたな、と。

学歴も全部載っていて、もちろん優秀だから載せられるわけで、外資系一流企業に就職し、海外出張のことなんかも書いてあり、友人に囲まれ満面の笑みで結婚式の写真。奥さん美人。
まさに順風満帆。まさにリア充(笑)って感じ。

「まあ、友達申請はしないな」と思いました。

2012-09-05 (Wed)

こんなに近くにいたなんて

1ヶ月ほど前、突如Facebookの友達リクエストをしてきたN.Hくん
一応つながってはみたものの、とくに何の連絡もお誘いもないので「今週のどっかで飲みに行かないか」と、昼間こちらからメールをしてみたんです。
すると「じゃあ、今日はどう?」という返事。彼を誘うと結構な確率で「当日に行こう」ってくるので、覚悟はしていたけれどやっぱりな。

ずいぶん長いこと連絡を取っていなかったので、彼が今どこに勤務しているのか知らなかったんですよ。そしたら偶然にも碑文谷だって言うじゃないですか! 同じ目黒区内で、たった3駅のところに働いていたなんて、神のお導きですよ、これは。
で、間を取って学芸大学で集合にしました。学大って初めて降りたんですが、駅前に商店街が広がっていて、飲み屋も結構充実してるんですね。

4年ぶりに会ったN.Hくんは、ずいぶん恰幅が良くなっていました。
僕も182cmあるんですが、彼はさらに大きく183cmあって、現在90kg。テーブルで向かい合うと結構な圧迫感。ち、近いよ・・・。
それだけ大きいからかどうかはわかりませんが、なんと彼、おととしに痛風を発症したとのこと。高尿酸血症。尿酸値が12もあったらしいですよ(正常値の目安は4.0〜6.0mg/dl)。
今は毎日薬を飲んで抑えているそうで、激しい運動をしてはいけないとか、水分を1日2リットル摂ったほうがいいとか、いろいろ制約があるみたい。

そんな不健康話をするようになるなんて、ホント苦笑いなんですけど、それもそのはず。なんせ僕ら今月で四十路ですから。僕が16日で彼は24日。立派な中年なのよね。

2012-09-06 (Thu)

人間関係のお悩み相談

草食男子くんが昼休みに電話を掛けてきて、仕事の話かと思って出たら、いきなり「聞いてくださいよ」と、たたみかけるように人間関係の悩みを相談されました。
「同じ係の歳上の女性が、最近あまり口を聞いてくれなくなり、仕事の相談や報告もないので、どうしたものだろうか」というような内容。
彼の話っぷりからすると、完全に嫌われているっぽいです。

今までもちょいちょい愚痴ってはいましたが、そのことだけで電話してくることなんてなかったので、これはいよいよ深刻なんだろうなと感じました。様子も少しおかしい。

ただ、こういう相談って何とも言えないじゃないですか。当事者でないとわからないこともあるし。「そんなの、気にしなきゃいいじゃん」って言ってみても、そのことばかりが気になってしまうから相談してくるわけで、客観的な意見というのは無駄だったりもするんですよ。
正直めんどくせーなーと思いながら聞いていたのですが、結局のところ、ただ聞いてあげるだけでいいんですよね、きっと。

彼はおそらく、じきに転勤になるはずなので、「それまでの辛抱じゃん」と言葉を掛けたら、「そーだ、そーだ」と自分を納得させるように繰り返していました。
僕ならそんな女、完全シカトで済ますけどなぁ。草食くんには無理なんだろうな。

2012-09-07 (Fri)

暗証番号鍵とメッシュカゴ

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先週、チャリンコの鍵を失くした際に、スペアキーは?と思われた方もいらっしゃるでしょう。ええ、自転車を購入した時に、鍵は2つありました。
ですが、実は2つ繋がったまま使っていたんですよ。
チャリンコのキーホルダーって、固い素材だとタイヤとかに当たってガランガランうるさいし、まして鈴なんて付いていたら言語道断。というこで、片方の鍵をキーホルダー代わりにしていたんです。だから、鍵を失くした=予備も失くしたわけです。バカですね。

そんな反省から、新しく取り付けた鍵は“暗証番号タイプ”にしました。
自転車屋さんで「こんなのもありますよ」と薦められたときに、なんて俺にピッタリなんだろうって感動しましたよ。僕、今まで鍵の抜き忘れが結構あって、その度に「鍵がない!」って部屋を探し回り、結局チャリに挿しっ放しだったっていうオチ。先週ももしかすると抜き忘れかも知れないんですよね・・・。

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暗証番号タイプはその点、抜き忘れの心配がない。というか鍵を持たなくて良いってのが、最高に素晴らしいです。日曜日に付け替えて、約一週間使ってみましたけど、いまだにチャリに乗る度に感動してますから。

それと前カゴをメッシュタイプにしました。今までは元々付属だったワイヤーバスケットだったのですが、網の目が大きくて、揺れたはずみで携帯電話くらいの大きさの物だと落ちそうだったのが、ずっと気になって仕方なかったんです。
メッシュ、良いですよ〜 万が一財布の口が開いていても、小銭だって落ちません。

2012-09-08 (Sat)

コリアンタウンからのサザエさんねぶた

午前中、新大久保に用があって行ったのですが、しばらく見ないうちにコリアンタウン化がますますエスカレートしてません?
駅を降りると、いやホームの階段から、韓流スターだのK-POPアーティストのポスターばかり。改札を出れば“新大久保マップ”なる韓国系のお店が掲載されている地図を無料で配り、駅前の一等地に韓流百貨店なる韓国コスメなどを扱う店まであったり。
「冬のソナタ」が流行ってる頃から追っかけしてそうなオバちゃんやら、BIGBANG大好き!みたいな若い女子まで、グッズ屋とかにウジャウジャ群がっていて、大活況を呈しています。

僕はどちらかと言えば親韓派で、ソウルに何度も旅行に行ったりしていますが、ここのところの竹島をめぐる領土問題とイ・ミョンバクの態度は許せないものがあります。
なので、新大久保の賑わいに、どうにも違和感を覚えてしまって仕方ないのです。

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夕方から桜新町駅前のサザエさん通りで行われた「ねぶた祭」を見に行きました。
いやはや、すごい人混みでしたよ。ねぶたが道の真ん中を通るので、見物客は両脇に追いやられて、身動きが取れないほど。僕はチョロッと写真でも撮れればいいかな、くらいのつもりで行ったのに、それどころじゃないの。楽しいはずのお祭りが殺伐としちゃって。
2004年から行われていて、今回で9回目なんだそうです。僕は5年前にも見ているのですが、その時はここまでじゃなかったような気がします。

街が活気づくのは良いことですが、人が集まり過ぎるのも考えものです。

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