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2012-07-21 (Sat)

ミラクル、ビューティー

7月6日に放送された「ものまね王座決定戦」。録画したことさえ忘れていて、昼間早送りしながら流し見しました。
ものまね、大好きなんですよ。ご本人には出せない面白さって言うのかな。「わあ、すごく似てる」ってだけでは本物にはかなわないわけで、そこに人を惹きつけるもうひと味があるから見ちゃうんですよね。

優勝したミラクルひかるは、以前から大注目していた人だったし、中島美嘉の『ORION』をやってくれて超嬉しかったです。番組では面白さ控え目だったけど、以前「HEY! HEY! HEY!」で見たときの強烈だったこと。中島本人がビデオを見て苦笑するほど。

それともう一人、意外にも感動したのがビューティーこくぶ
一回戦で平井堅の『瞳をとじて』をやったのですが、似ているとかどうでも良くて、彼の歌そのものに力があるんです。平井堅とはまた別ものの人を惹きつける力。ずいぶん前に彼が韓国人歌手Kの『Only Human』をやってるのを見たときにも感じたんですよね。この人はもっと評価されても良いんじゃないかと思います。

ただ、芸人としては地味というか、面白みに欠けるのかなぁ。
同じことが言えるのが、超絶歌まねでブレイクした青木隆治と荒牧陽子(二人ともフジのこの番組には出ませんが)。たしかにすごいんですけど、面白いかと言うと面白くはない。だから上手に似せれば似せるほど、最終的には「やっぱ“ご本人”の歌が聴きたい」っていう一抹の虚しさばかりがつきまとってしまうんですよね。

そういう意味では清水ミチコ(No.1です)、コロッケ、ホリ、福田彩乃のような、ひたすらパーッと場を明るくするものまねが、僕は大好きです。ミラクルひかるも含めて、みんな、人を愉しませることに掛けては素晴らしいプロ根性ですもんね。
ビューティーも応援しているので、生真面目だけではないところも見たいものです。

 

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