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2011-01-05 (Wed)

歌合戦三昧

今さら年末のNHK「紅白歌合戦」を見ました。
以前に比べると「紅勝て、白勝て」みたいなことはなくなって、好ましくはなっていますね。出場歌手の紹介も嵐と松下奈緒が共同で行っていて、それも好感が持てました。
桑田佳祐の復帰など大きな話題もありましたが、それでもいちばんのトピックは、出場歌手をバッサリ減らしたことだったと思います。とりわけ美川憲一。そりゃそうですよ、いい加減『さそり座の女』はワンパターン過ぎるでしょ。
でもね、だとすると、一人どうしても解せない人がいるんですよ。中村美律子。僕は咄嗟には誰だかわからなかったのですが、妹が♪かわ〜〜ち〜 って歌う人だと教えてくれました。それくらいワンパターンらしく、なんと今回も歌った『河内おとこ節』という曲は、3年連続でしかも過去15回の出演のうち8回も歌っているのだそうですよ。
僕的には美川憲一よりはるかに知名度が低くて、ワンパターンって意味では同じなのに、なぜ美川は切られて、彼女が残るの? 何かきな臭いものを感じるんですけど・・・。

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ところで、実はあと2つ歌合戦を見ました。
1つは、職場の後輩Y.Mくんが「ぜひに」と言うので録画しておいたTOKYO MX「5時に夢中!」新春スピンオフ企画で「輝け! おママ対抗歌合戦 第2回グランドチャンピオン大会」なるもの。1月1日の0:00amからオンエアーで、Y.Mくんのお薦めポイントは「マツコ・デラックスとミッツ・マングローブが出るから」ということでした(←だから何)。あまりにも見るに堪えないB級番組だったので、途中でやめましたよ。

もう1つは、桑田佳祐が2008年にAAAで行った「昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦」の模様を納めたDVD。こちらは傑作。桑田さんが歌うカバーは、どれも桑田色なのだけれど、伴奏のアレンジがオリジナルを尊重しているのが秀逸。桑田節炸裂でも安心して楽しく聴けるんですよ。八代亜紀の『舟唄』を、彼女以外で聞いて感動したのは初めてです。
桑田さん、復帰して本当に良かった!

 

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