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2009-01-28 (Wed)

ノロケかよ

同僚N.Kさんとは、毎月定例のように世田谷ボロ市通りにある沖縄料理屋で飲んでいる。
今回は、近所に住んでいるS.Sくんを誘ったら「ぜひに」とのことだったので、店の名前をメールで伝えて現地集合としました。 ・・・なんだけど実は、店の名前をうろ覚えだったのよね。たしかひらがな4文字で、「ゆ」が付く感じだったよなぁって。
そうだ、「かりゆし」だ!
僕は自信満々にメールをしたのですが、店に着いてビックリ。「ゆいゆい」でした。「かりゆし」ってどっから出てきたんだ? たしか沖縄方言でしたよね? そんな雰囲気じゃん。って、すげえ当てずっぽうでスミマセン。
S.Sくんは雰囲気を察してくれて、ちゃんと店には辿り着けましたが・・・。
ゆいゆい」です。(←自分が忘れないため)

定例で会うときは、大抵家庭や仕事の愚痴になる僕ら。N.Kさんが、ご主人からのクリスマスプレゼントの話を始めました――

クリスマスが近い12月の休日、買い物に出掛けた2人。
N.Kさんはとあるデパートの宝石売り場で、とても気になるピンキーリングを見つけました。そこから動けなくなるほどかぶりつきで眺めていたけれど、決心が付かずにその日は買わずに帰ってきたのだとか。
でも、どうしてもその指輪が欲しくなり、翌週「やっぱり買ってくるわ」と言って1人で出掛けようとしたところ、ご主人が大慌てで「ちょっと待って。やめときなよ」と彼女を止めたそうです。でもそんな制止は振り切って、なおも出掛けようとするN.Kさん。そこでご主人、何やら包みに入った箱を出してきました。
なんとそれは、欲しかったピンキーリング。

・・・・・ん?
その話のオチはどこなの? いつ愚痴になるの? そう思いながら聞いていたのですが、どうやらオチはなく、ただのノロケだったようです。
ノロケはさらに続き、「一瞬見ただけなのにデザインを覚えていてくれた」とか「サイズがピッタリだった」とか「こっそり1人で買いに行ったのがけなげ」だとか。ハイハイ。

最近、誰かと飲みに行くと愚痴を言い合うことが多いですが、たまには他人の幸福話も悪くないなと思いましたよ。ご馳走様でした。

 

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