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2008-05-03 (Sat)

高音質とかわからないんだけど

僕はiPodを買って以来、何の疑問もなくiTunesで音楽を取り込んでいました。当初、取り込むオーディオフォーマットをどうするか迷ったのだけど、アップル社が強力に推しているAAC形式ではなく、より互換性の高いMP3にしてみたんです。いつかiPodに飽きる日が来ても良いように。(でもその時はAACも普及しているのかもな)

ま、その程度の知識で1年以上経過し、最近ネットを見ていて、ふとある事が気になり出しました。それは音質
ネットの情報によると、実はiTunesのMP3エンコーダはショボいとのこと。AACを使って欲しいがためにアップルが注力していないと言うのです。真偽はわかりませんが、かなり説得力のある内容が書いてあるサイトもあります。そこで世評の高いMP3エンコーダ(Lame ver.3.97)を使って、聴き比べてみました。iTunesでは固定で192kbpsでエンコードしており、Lameでは可変ビットレート(min:32kbps〜max:320kbps)及びジョイントステレオにしました。曲によってはLameで取り込んだほうがファイルサイズが多少大きくなってしまいますが、音的にはどのくらい違うのだろう。

・・・って、僕の耳じゃ全然違いがわからなかった。PCで聴いても、iPodで聴いても同じ。

そもそもiTunesのMP3エンコーダが云々書いてある情報は2年近く前のもの。現在はバージョンアップも図られているし、もしかしたらiTunesでもLameでも大して変わらないのかも知れません。それにMDを使っていた時代から、音が明らかに違う(悪い)なんて思ったことはないし、電車の中で利用するのがほとんどだし、そんな僅かな違いは関係ないっちゃ関係ない。でも、何かの機会に優秀なオーディオで聴くと違うかも知れないので、何となく数日前からLameでエンコードしてみている情報に流されやすい僕。

だいたいさ、非可逆圧縮形式でエンコードしたら、絶対にCDより音質(データ量)は劣るわけでしょ。それを、やれあっちのほうが音質が良いだの言っているのがおかしい。音質にこだわるんだったら、CDを聴けって話ですよね。

 

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