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2006-09-19 (Tue)

バリ島紀行 Vol.5

デンパサールを10:00pmに出発するのに、空港には8:00pmちょい過ぎには連れて行かれてしまい、免税店で最後の土産物を選びました。世俗的なしがらみが多いと、土産選びも面倒臭いねぇ。連れも「安く済ませたい、それはなぜなら世俗的だから」とか言っていました。

飛行機に乗り込むと、なんと僕らの席はバラバラ。
そして僕の隣はと言うと、行きの便でも一緒で、やたら目立つ・・・と言うか浮いていた金髪の二人組。男のほうは渋谷にいるギャル男崩れって感じで、女のほうは「おいしいプロポーズ」っつードラマでサエコって女優が演ってた感じのいけ好かない子。
「帰りも一緒だよ〜」なんて話してたら、まさか隣になるなんて。

帰りの飛行機はジャカルタを経由するので、行きよりも2時間くらい長い。10時間近くもこんな二人組と近くなんて嫌だなぁ・・・。案の定、中身があるのかないのかわからないお喋りが続き、あまりうるさいと時々舌打ちしながら耐えていました。フライトは真夜中なので、さすがに眠気には勝てず、二人とも寝てしまったようで、5時間くらいは平穏な時間がありましたが、機内食の時間に起こされ、また地獄が始まるんだ。
と思いきや――
食事の前に検疫関係の書類が配られ、それに記入をしながら、ふと隣を見ると彼女の年齢の欄に「30」と書かれています。僕は「あれ、20歳の見間違いかな?」と思い、よく目を凝らしましたが、どう見ても「30」です。
彼女はと言うと、どう見ても今時のアホなギャルっぽかったので、あまりの頑張りぶりに可笑しくなって、それからは中身のない会話も許せてしまいましたよ。なんて言うか健気で。
ま、男のほうはとことんアホっぽかったですけどね。

成田に着き、荷物が出てくるのを待っていると、漫画家(?)の山咲トオルがいました。同じ飛行機だったらしいですね。サングラスを掛けて気配を消しているようでしたが、ルイ・ヴィトンのどでかいスーツケースが存在感たっぷりで、僕の周りの数人が「あ、トオルちゃんだ」と言っていましたよ。そりゃ気づくわ。

 

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