2007-12-27 (Thu)
銃撃シーンはお断り
昨日は新宿に寄り、DVDを購入。甥っ子たちに見せようと思って買ったのが、ディズニー/ピクサーの《レミーのおいしいレストラン》という作品。なかなか面白そうで、実は僕が見たかったんです。公開時に劇場に見に行こうと思っていたほど。
ただ、見てみたらまったく期待外れでした。主役のリングイニという青年が非常に情けない。何もできない。何もしようとしない。他力本願で努力もしない。心優しいだけじゃ共感はできないんですよ。
それと内容が散漫で退屈。原題は“Ratatouille”というフランスの家庭料理なんだけど、これがさっぱり意味不明。主人公のネズミと“Rat”を掛けてあるそうですが、だから何? 劇中でラタトゥイユに感動する料理評論家にも共鳴できない。日本人だから? ラタトゥイユなんて料理に思い入れなんてないもの。
まあ僕が楽しめなかったのはともかく、画が可愛いので選んだのだけれど、甥っ子たちに見せられるかと言うと、見せられません。なんと冒頭、ネズミたちが住処にしていた家の老婆が、ライフル銃を取り出し、ネズミたちに向けて執拗にぶっ放すんですよ。これはいただけない。
一応アメリカでのレイティングは“G(全年齢に適している)”とのことらしいですが、甥っ子たちには見せないことにします。